報告書 No.116
報告者:寺村卓磨さん
【探検報告】
朝ぼらけの靄の中でこんな内容の童歌が聴こえてきた。
ネコノヒタイ山を越え
ヒヨコノトサカ林を抜け
カエルノヘソ池の上流にある
ムシノアセ渓流を辿り
キノコノウロ洞窟を進むと
見えてくるのは秘密の隠れ里。
林まではたどり着けたが、池を見つけることは出来なかった。
島民に詳しい話を聞いてみると、
画用紙みたいに真っ白な心を持っている人なら
里に行くことが出来るんだとか。

探検隊長
桜が満開の春の日のおいらです!!
もう4月だなんて信じられな~い!
桜の花びらと共に報告書が届いています。
寺村卓磨さん、ありがとうございますっ!
んんん!?真っ白な心を持っている人しか辿り着けない里があるって?
おいらには無理じゃん!心が真っ黒だからね★
調査に適任なのは~わっつとか~じゅにーとか~他にもたくさんいるけど
とりあえず、んだっちゃ先生は違うとして…
えっ? 行くの…? えっ

んだっちゃ
オッス! オラ〝んだっちゃ”!
歳とともに月日の流れがめたくた早く感じるようになりましたが、
精神年齢だけは10代ぐらいで止まってる気がしますw
なので、今回レポートを送ってくれた寺村卓磨さんさえ到達出来なかった〝画用紙みたいに真っ白な心を持っている人"なら行けるという秘密の隠れ里にオラは辿り着く事が出来たに違いない!
寺村卓磨さんからは「どんな隠れ里か、どんな人が住んでいるのかも解らない」と云ったコメントも頂いてたので、ガラスの十代の繊細さと理想の楽園を夢見る探求心を併せ持つ(?)このピュアピュアロマンチックんだっちゃが報告したいと思います!
そう、童歌にある地を探し分け入り雨にも負けず風にも負けず、愛と勇気だけがお友達のオラはへろへろになりながらも、キノコノウロ洞窟を見つけた。
その洞窟を抜けた先に見えてきたのは、、、!?
そこはまるで南国リゾートを思わせるプールもあるパラダイス!!
おおおおおお!!!
ついに来れたぞ!!これが幻の楽園かーーー!!!!
、、と思いきや、プールサイドには茶色い髭にずんぐりむっくりの皆同じような背格好をしたブラウニーのオッサン達ばかりが、キャッキャ、ウフフしながらたわむれておるではないか。。。
さすがブラウニーズ島。
これがあの理想郷のように唄われた隠れ里の姿なのかい。。
フツーにブラウニーたちの保養所やないんかい。
ここ来るのに真っ白い心必要?来たらまっ茶色い心になっちまうで。
そんな思いに駆られ里を後にしたのでありました。
寺村卓磨さん、こんなでしたでw
信じるか信じないかはアナタ次第です!