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報告書 No.110

報告者:ハットリさん

【探検報告】

島を行く行商人。その男、上から下まで灰色の服を着ている。
帽子から上着から鞄に至るまで全て灰色、、、のはずなのだが、
何故か誰に聞いても彼は七色に光っているという。
確かに全身灰色の服を着ているはずなのに、七色の光を纏って見えるのである。

彼はフラッと現れ、声をかける。「君の大切な思い出を星にしてあげる」と。

彼は鞄から聴診器のようなものを取り出し、彼が声をかけたものに当てた。
すると聴診器の反対側から、コロン。とビー玉が落ちてきた。
ビー玉にしか見えないそれが思い出の星らしい。

インチキ!と声をあげるものもいたが、受け取った本人たちは満足気だったり、
中には泣き出してしまうものもいた。

彼曰く「その人の思い出はその人にしか見えませんからね」とのこと。

VillageBoss

探検隊長

みなさん!ごきげんよう!!
温かいコーヒーが大好きなおいらです!!

今日はココロもあったまるような報告書が届いたぞ!
ハットリさん、いつもありがとうございます!!

おいらも思い出の星がホシいよう…(あっ)
おいらはきっと泣いてしまうんだけどね。
忘れたくない思い出が、たくさんあるんです。

調査員ほっし~には、どんな思い出があるのかな!?
調査の方、たのんます!!

artist-icon-hoshino

ほっし~

ぽよっ!どうも、ほっし~です!
今回は島を行く思い出売りの行商人を探しに行ってきましたよ!
ハットリさん、素敵なご報告ありがとうございます!

わたしは楽しい思い出も悲しい思い出も苦しい思い出もたくさんあるのですが、
ある、はず、なのですが!
よくその時の「感情」ばっかりが残っていて、
具体的になにがあったっけ?と思い出せないものも多々あります。
あ~、あの日は楽しかったなぁ、、たくさんしゃべって、、、笑って、、、

…何しゃべったんだっけ?

なので、思い出売りなんて素敵な職業があると聞いては、
探しに行って会ってみたくなるものです!
島をあちこち探しまわっている中やってきた小さな村に、
全身灰色尽くめの男性がいました。これは!まさに!
その見た目が珍しいのか、村の子供たちが興味津々に彼を囲っていました。
その様子を少し遠めからじっと観察していると、、、
ひとりの子供から、小さいけれど強く光を放つビー玉のようなものが、ころり。
その光はとっても眩しくて綺麗で、思わず見とれてしまいました。
わたしにはそれがどんな思い出を宿しているのかわかりませんでしたが、
その子の胸には、こんなに美しい記憶が仕舞ってあったのだなぁ。
そう考えると、なぜだかわたしが泣き出してしまいそうでした。

みなさんの心にも、楽しい、悲しい、苦しい…
いろんな思い出があるかと思いますが、
それらがきっと、七色に輝くものでありますように!