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神々の黄昏

OLYMPUS DIGITAL CAMERAついこの前の事。
クリスマスで飾られた吉祥寺の街を歩いていると
路地の奥から何やら騒ぎ声が聞こえてきます。
なんだろう?と思って覗いてみると・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA赤い服のおじさんが白ダルマ的なヤツに
襲われているではありませんか!
「いたいけなおじさんを襲うなんて!!」
とっさに私は赤い服のおじさんに加勢し
白ダルマ的なヤツを追い払いました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA鳥「やれやれ、助かったよ」
私「大丈夫ですか?血が出てますけど」
鳥「なぁに平気サ、すぐに・・・ゲフゥッ!!」
おじさんが派手に血を吹き出して咳き込みます。
私「平気じゃ無いですよ!少し休んでください!」
すぐに立ち去ろうとするおじさんを止めて
とりあえず休ませる事にしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA鳥「歳はとりたくないもんだネ」
私「はぁ・・・」
鳥「昔はこんがり焼けた美味しいチキンとして
  世界を股にかけて暴れまわったもんサ。
  だが最近はめっきり弱くなっちまってネ。
  さっきみたいに襲われても
  もう反撃する力も残っちゃいないのサ」
私「・・・」
鳥「そろそろ引退を考えたりもするが
  まぁ、やり残してる事がひとつだけあってネ」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA鳥「さて、儂はそろそろ行くよ」
私「え!?もう行かない方が・・・」
鳥「今夜はあの娘と約束してるんでネ。
  どうしても行かなきゃいけないのサ」
私「・・・」
鳥「髪の長い、可愛い娘でネ。
  あの娘を悲しませたくない
  あの娘との約束は破りたくないんだ。
  鳥として。そして神として・・・」
私「・・・分かりました。じゃあ、お元気で」
おじさんは少しフラつきながらも
にこやかに会釈して去っていきました。
吉祥寺ってホントに不思議な街ですね・・・

おっちゃん