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Kameoka Blog

練乳とホルモン

残るもの、残すもの

blog20131129

今年もあと1ヶ月、いやぁー早い早い。

いや待て・・・こんなに早く今年が終わるわけない。
もしかすると実は今年はあと3ヶ月くらいあるかもしれない・・・
みんな、暦にダマされるんじゃない!
考えるなっ、自分で今日が何月何日なのか感じ取るんだ!

どーも!
呑み会の連続でやや脳みそがアルコール漬けな
稀少な師走のTシャツ社長です。

ちょうど昨年の今頃のお話・・・
そうさな、おいらがまだブラウニー・ブラウン社の社長だった頃、
既に新たな船出の準備を始めた頃、
ちょこちょことソーシャル系の開発会社さん・・・

コンシューマー業界では開発会社の事を”デベロッパー”と呼んでいたのですが、
ソーシャル業界では”SAP”と呼ぶらしいです。
”Social Application Provider”の略らしいです・・・

出ましたね、
おいらの嫌いなアルファベット3文字略称が。w

・・・と、そんなこんなでこの乱世のゲーム業界で
新たに開発会社を立ち上げるにあたり
今後きっと避けて通る事の出来ない、”ソーシャルゲーム業界”
とゆう今までのコンシューマー開発とはまったく異なる畑のお話を伺おうと
アプリ開発会社さん、数社の敷居をまたがせて頂き、
社長さん方の貴重~なありがたいお話を、お伺いさせて頂いておったのです。

いやぁ~その節は大変世話になりました。
本当に勉強になりました。

いろいろとお話を聞いてみればみる程、
結局はどこの世界にも同じような考えの人はいて
同じような問題を抱えて
同じような夢を持っているんですよね。

”コンシューマー畑の人間はソーシャルゲームは作れるが
ソーシャル畑の人間はコンシューマーゲームを作れない”とか
おごり高ぶるゲーム開発者もまだ多くいますが、
ゲームデザイナーとしての重要な部分はどちらも一緒で、
ちゃんとハードの特性を理解したうえで、そのハードの特徴を生かした
ゲームデザインが出来るか?ってゆう所だけなんですよね。

出来るゲームデザイナーはコンシューマー開発者でも、
技術、クリエイティブ面だけではなく、
キチンとマーケティングの重要性を理解していて
その能力も高いのです。

どっちがこっちがと言っている時点で、上っ面な技術面以外、
何もわかっていないんですよね。

そんな中、我がブラウニーズはハードに捕らわれることなく、
面白いものを面白くフットワーク軽く自由に作って行こうと立ち上げた
開発会社なので、どっちつかずのあいうぉんちゅーなわけなんですが、
お話を聞かせてくれたソーシャル系開発会社の社長さんたちの口から、
意外にもこんな言葉が漏れました。

「ソーシャルでヒット作を産みだし、会社に余裕が出来たら、
 是非ともパッケージソフトも作りたい。」

やや勢いを失い始めたかに見えたコンシューマーゲームを敢えて今、作りたいと。

その理由を聞いてみると

「コンシューマー(パッケージ)ソフトは、
 カセットとゆう形でいつまでも残る。
 子供が物心付いた時に、
 これが昔お父さんが作ったゲームだよと自慢出来るんですよ。

 何百億と稼いだソーシャルゲームタイトルを作っても
 サービスが終われば何も形として残らないんです。」

なんか、ドキッとしたひと言でした。

今も我が家には、自分が過去に制作に携わったパッケージソフトが
未開封のままホコリを被って、転がっていたりしますが、
残せるモノを作れて来た事は
すごく幸せな事だったんだなと再確認させて頂いた瞬間でした。

コンシューマー業界にも、ソーシャルゲーム業界にもゲームを
お金儲けのビジネスとしてではなく、
ちゃんと作品として誇りを持って作っている人、
作りたいと思っている人がいるんですよね。

コンシューマーゲームとソーシャルゲーム。

両極的に言われたりもしてますが
ゲームユーザーはそれ程キレイに別れてはいませんからね。